私が美しいと思うこと。
中屋恵美 #04

照明デザイナー

中屋恵美

はっとさせられるほど美しい
北海道の“光”が、
インスピレーションに。

日本一といわれる根室の夕日とオホーツク海の青、流氷の白を照明に。
北海道の自然へのオマージュから生まれる、独創的な灯りが街を私たちを美しく照らす。

今日のように雨が降ったりやんだりすると、濡れた路面が晴れた瞬間にきらめいたり、街路樹の葉がくっきりとかたちを描いた影を落としたりしますよね。そんな日常の中にある、きれいだなと誰もが共感できる光の自然現象をいつも意識し観察しています。さらにちょっと郊外に出かけると、季節毎にまたその日の天候によっても新しい風景との出会いがあります。北海道はその面積の7割をも森林が占めているので、光も澄み切っていて物も人も美しく見える。東京へ行って帰ってくると物の見え方が違うなと感じます。この恵まれた環境で見て感じた一つ一つの記憶が、照明をデザインする時のインスピレーションになっています。照明はかたちが有る場合も、無い場合もあり、何かを照らすことで表現するもの。映し出される空間を、物を、そこに居る人たちを、どう照らせば美しく見えるのか、あるいはどういう風に感じてもらいたいかを考えるのが照明デザインの仕事です。私は、照明という人工的なものに自分が感じた北海道の自然の風景を重ねることで、訪れた人たちに美しいと感動してもらえる光を表現したいと思っています。また、光は人間の心理にも大きく影響を及ぼすものです。自然の中にある光の現象を自分のフィルターを通して表現していくことで、人の心に響く照明デザインができればとも思っていますね。

EZO裏バナシ

  • 人をより美しく見せてくれるのも光の力があってこそ。たとえばリビングでは、人が座る横に灯りを置くときれいに見え、また低い位置に光があると部屋全体に立体感が生まれ、かつ落ち着いた雰囲気を演出できるそう。飲み会の席でも、灯りの近くに座ること!です。

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